小杉放菴研究舎|新しいお知らせ

Archive for 2016年6月

小杉放菴の筆による《田舎教師の碑》

6月18日に、別件の講演で草加市に行く途中、羽生市の
建福寺に立ち寄り、田山花袋の『田舎教師』のモデルになった、
小林秀三先生の墓の隣りに建つ、小杉放菴の筆による
「田舎教師の碑」を撮影してきました。

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小杉放菴の筆による《田舎教師の碑》


以前にも撮影しましたが、そのときはフィルム
撮影でしたので、今回はデジカメで撮り直しました。
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田舎教師のモデル・小林秀三先生の墓


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「史跡田舎教師の墓」について

三代目岩野平三郎さんに御焼香

去る5月24日、1月に亡くなられた
三代目岩野平三郎さんの
霊前に焼香してまいりました。

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四代目となる岩野麻貴子さん


現在は一人娘の麻貴子さんが、
紙漉き・子育て・経営などを
こなしながら奮闘されています。
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大瀧神社・岡太神社


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横山大観の筆による社号標


焼香後、福井市内の福井県立美術館に向かい、
〈新収蔵品展 岩野平三郎和紙関係資料 絵絹から画紙へ〉を、
学芸員の佐々木美帆さんの御案内で拝見してきました。
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福井県立美術館


佐々木さんによると、寄贈をいただくために
調査に入ったところ、御家族でも把握して
いなかった作品が出てきて、総点数が
かなりの量になったということでした。

その後、すぐ近くで先輩が宮司を務める
「福井県護国神社」にお参りしましたが、
この日は東京への出張で不在でしたので、
御子息の禰宜に挨拶して退出しました。

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福井県護国神社


帰途は、富山市八尾町の古川さんのところに立ち寄り、
9月の「越中おわら” 風の盆 “」研修旅行の件で打合せ。
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越中八尾の古川さんと


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普段の越中八尾の諏訪町


次いで、長野県の飯山市へ向かい、
春陽会会員の駒村久彌さんのところへ。
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駒村久彌さんと


駒村さんは、小杉放菴らの仲間であった画家・岡鹿之助の
弟子にあたり、春陽会展(東京・国立新美術館で開催)の
出品作品の件で歓談してきました。