小杉放菴研究舎|新しいお知らせ

Archive for 2013年9月

鎮座十年祭の斎行について

2003(平成15)年10月8日に、妙高高原町(現・妙高市)の小杉放菴の
旧居「安明荘」の庭内社として鎮座していた山神社を、前所有者の、
株式会社 太平洋セメントさまより、小杉放菴記念日光美術館に寄贈いただき、
遷座してから10年を迎えますので、下記のとおり、式年祭を斎行いたします。
 
ぜひとも、御参列を願います。
 
日時: 2013(平成25)年10月8日(火曜日) 11時00分から
式場: 山神社(小杉放菴記念日光美術館の庭園内)
 
参列者には、直会として「桃川」(1合瓶)をお分けします。
 
昼食を御希望の方は、鱒鮨(1000円)を用意いたしますので、御連絡を願います。
 
昼食後は、美術館において〈所蔵作品撰 国立公園の絵画展-前期〉を鑑賞します。

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安明荘跡に鎮座していた頃の「山神社」

「風の盆」(第22回研修旅行)

第22回研修旅行は無事に終了しました。
 
今年は例年になく天候不順で、先月の天気予報によると、3日より
晴れの予想でしたが、2日までは、日本列島を縦断する雨雲に覆われ、
北陸地方は完全に雨雲の中で、雨は已む無しと思っていました。
 
しかし、長野県に入ると天気は晴朗で、上越市に入っても
晴れ間があり、富山でも晴れの期待に胸が膨らみました。
 
ところが今年の天候はそうさせてくれず、やがて、バスが親不知に
差し掛かると土砂降りの雨に遭遇、全員が諦め模様でした。
 
その後も、富山インターまで斑模様に雨が降り、バスの駐車場で
待っている古川さんに連絡を取ると、10分前より雨が降り出した
とのこと。上空も雨雲が厚く、残念ながら今年の「風の盆」では
「街流し」が見られないと諦めざるを得ませんでした。
 
バスは、インターより20分で鏡町の駐車場に到着。古川さんの
案内で、鏡町町内から観光会館、日本の道百選に選ばれた諏訪町を
経由し、おわら資料館に入り、ここで古川さんとは一時お別れ。

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「八尾四季」歌碑で

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観光会館へ通じる路地で

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「越中八尾おわら保存会」初代会長・川崎順二先生の銅像

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日本の道百選の「諏訪町通り」

資料館を見学後は、休憩所に使わしてもらう、放菴に所縁の「杉風荘」(旧・杉下楼)に
入り、恒例の特製鱒鮨の夕食をいただいて、鏡町の「花付け」を待ちました。
 
今年は例年の「花付け」とはちがい、北日本新聞社と
NHK国際放送の取材クルーが早めに到着。
 
取材の打合せをこなし、鏡町の皆さんの到着を待ちました。
 
19時より「花付け」を行なっていただき、終了後は、交流を兼ねて記念撮影をしました。
 
その後、鏡町の輪踊りまで時間をつぶし、それぞれの「風の盆」を楽しみました。

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男踊り

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女踊り「八尾四季」(春)

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鏡町の皆さんと記念撮影

中央の女性は、NHK”ジャニーズ・イン・ジャパン”という
番組の旅人サラ・アラファールさん。
 
しかし、今年の「風の盆」は実に良かったです。

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深夜の「街流し」(東新町)

雨上がりの涼しくなった町に、「街流し」が始まり、客も例年になく少なく、
古川さん曰く「昭和50年代の頃以来だ、気持ち良く出来た!」とのことです。

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安明荘跡の歌碑前で

帰途は、久方ぶりに小布施町へ立ち寄り、岩松院の葛飾北斎の天井画《鳳凰》を拝観。
 
北斎館を巡り、小布施の銘菓をお土産に買い求めて、予定通り帰宅できました。
 
NHK国際放送の放映に付きましては、連絡あり次第、御案内いたします。

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平成25(2013)年9月4日付「北日本新聞」の記事より

9月4日の北日本新聞に、小杉放菴研究舎の記事が掲載されました。

下野新聞社からの取材!

下野新聞社から「放菴が結ぶ縁10年に」と題する取材を受け、
9月1日に掲載されましたので、御報告します。

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平成25(2013)年9月1日付「下野新聞」の記事より

記事の中にある、「旧杉下荘」は「旧杉下楼」に、
メンバー「約20人」は「27名」に、修正してお読みください。